2006年05月21日

B♭セッション

B♭セッション家で「子ども会のお遊び」の練習をするとやらで、単身、B♭のセッションに出かける。
たぶん、5ヶ月ぶりぐらいだと思う。久しぶりだ。すると、メンバー構成が以前とは逆で「フロント多、リズム少」になっていた。あいかわらずボーカルは「多」であるが。
そろそろ演奏活動を本格的に再開しようかと思って様子見のつもりであったが、うーん、いまいち。
ボーカルのバックは厳しいね。小関君はよくやってるなー。偉い。

僕は、もう結構な年なので「プロとして一人前」のドラマーを目指していない。それを目指すなら10代の頃から精進すべきだった。なんでも上手くこなせるドラマーには今更なれまい。
僕は、ハードバッパーを目指している。ハードバップしか叩けないドラマーでいい。それ以外の演奏をするときは誰か他の人に頼んでください、なドラマーでいい。
アートブレイキーはボサノバが叩けない人であった。僕が知る限り、きちんと8ビートを刻んでいるブレイキーの演奏はひとつもない。「FREE FOR ALL」というアルバムの中で「PENSATIVA」という美しいボサノバ曲を演奏しているが、よーく聴くとシャッフルしている。アフロキューバンであれだけ圧倒的な演奏をするのに、だ。ブレイキーの中には8分音符というのは存在せず、4分音符の次に細かい分類は3連符なんだろう。
まー、そんなわけで、ボーカルのバックは厳しいわけさ。



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Posted by ドラマーな建築家 at 19:18│Comments(2)JAZZ

この記事へのコメント
ドラマーな建築家さん、はじめまして

といっても実は演奏はいろんなところで拝聴したことがあります。

また、このブログへ列挙されるみなさんのお名前、友人であったりバンドの先輩であったり・・。

浜松のJAZZ界、大変狭いので悪いことは出来ませんねぇ。

わたしも昔は渋~いラッパを目指しておりましたが、到達には程遠いことが分かり、パワーで押すラッパ吹きになってます。

若輩者ですが、宜しくお付き合いくださいませ。
Posted by comma at 2006年05月27日 21:56
commaさん、はじめまして。
えー、パワーで押すラッパ吹き?誰かなぁ。
渋いラッパって、たとえばマイルスとか、チェットベイカーとか?でも、パワーで押すのも結構たいへんなんじゃない?フレディにしてもリーモーガンにしても。
浜松には錬君という天才がいるからね。彼は渋くもあり、パワフルでもあり、よく歌い、しかも個性がある。彼のアイドルは実はフレディなんだそうです。
Posted by ドラマーな建築家 at 2006年05月28日 01:35
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