2008年06月15日

都心未来創造会議

実は今年の3月から浜松市の「都心未来創造会議」委員というのに就任している。公募があって、応募して選ばれたのだ。
随分前から浜松市中心部の衰退は気になっていた。しかし「浜松生まれ」ながら、ここのところずっと「天竜市民」であった僕は外から見守るしかなかったのだ。ところが突然天竜市は無くなり、浜松市民に復帰。晴れて僕は物を言える立場となった。
昨年僕は結構な時間(たぶん2ヶ月ぐらい)をかけて経済産業省が主催する「街元気プロジェクト」のe-ラーニングをすべて学習した。役人の仕事には必ずしも好感を持ってはいないし、どちらといえば信用していないが、この経産省の仕事はとても素晴らしく、すべての「中心街を憂う人々」はすべからくこのe-ラーニングを学習すべきだと思っている。
そんなわけでいままで2回、都心未来創造会議の公式会議が開かれ、僕は発言する機会を得た。しかし残念ながら僕はこの会議でまだ何も言えていない。というか、議論のようなものはまだ一回も行われていないと僕は考えている。任期二年のうち、既に3ヶ月過ぎてしまった。このまま二年、同じような会議が続き、前身「都心再生戦略会議」と同じような結果に終わるつもりなのだろうか?そうならないように「前回の失敗をどう分析するのか?」と僕はずっと問い続けている。しかし、その答えはどこからも返って来ないし、議論しようという空気さえ感じられない。
僕は早くも焦り気味だ。委員となった以上、必ず結果を出さなければならない。12人の委員のうち、そう思っているのはほんの数人だと思われるが、このままじゃまずいでしょ。


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Posted by ドラマーな建築家 at 02:27│Comments(2)都心未来創造会議

この記事へのコメント
お久しぶりです。

折角委員になられたのに、イライラされているとお察しします。

気になったのでサイトを見に行きました。そして、色々な問題が見えました。

行革審とのアナロジーが良いかと思い、行革のページなどと見比べながら、分析してみました。

①ホームページなど形優先で中身は??
 行革には会長あいさつなんてありません
 デザインも凝っていません(別に中身があれば綺麗でもいいですけど)
②開催回数が少なすぎる
 行革は去年8月から開始して、公開は8回、非公開は約その1.5倍。
 時間は公開は3時間、非公開は4時間から7時間。
 委員長、委員の意気込みが違います。
 それくらいの時間をかけるひとを委員長、委員にするべき
③議事録
 2回あったということですが、2回目の議事録がありません
 約15ページですが、行革は毎回30ページ以上あります
④なんでホームページの話しを議事に
 一回目には形式的なことばかりで、実質的な審議がない(時間の無駄)
 議題のホームページは、各委員からメールで意見をもらえばすむ話し
 一回目は運営の方針、方向、何を何時までにやるか(ロードマップ)など
 やるべき議事は沢山あるはず
⑤公開といいながら
 次回の日時、場所が書いていない
 決まっていないようですよね。

内山さんや石井さんが折角入っているので、期待しています。

運営事務局を総入れ替えすることを提案されたらどうでしょうか。

その他まだまだ、色々気がついたこともありますが、今回はこれくらいです。

頑張ってくだすぁい。
Posted by 秋山雅弘 at 2008年07月14日 05:05
秋山さんこんにちは。お返事遅くなってすいません。
そうですね。委員長の指導責任というのは当然あると思います。今のところ本気で変えようという気があるようには見えません。”頼まれて来てる”って感じですね。志願して参加している僕とは温度差が当然あるんだと思いますが、お役人が決めたシナリオ通りにこのまま進むんであればまず体制を見直さなければならないでしょうね。
そんなところからエネルギーを使いたくないですが、目的を達成するために必要ならばやむを得ないでしょう。
事務局には「大丸依存」の空気が浸透しています。で、おそらく僕達委員は「大丸がくれば大丈夫」とは誰も思っていないと、僕には見えます。そこ、
はっきりさせたいですね。
僕は「大丸来ないかも」とさえ思ってるんですが。
Posted by ドラマーな建築家ドラマーな建築家 at 2008年07月20日 18:02
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